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<title>アイスクリン強し</title>
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<description>「スイーツ文明開化」騒動記 
と帯にあったので、西洋菓子を世に広めるための 
悪戦苦闘の話だと思っていたらちょっと違った。 

たまたま居留地で育ち、西洋菓子屋を営む主人公の目から明治の世に起こった...</description>
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「スイーツ文明開化」騒動記 
と帯にあったので、西洋菓子を世に広めるための 
悪戦苦闘の話だと思っていたらちょっと違った。 

たまたま居留地で育ち、西洋菓子屋を営む主人公の目から明治の世に起こった騒動を描き、腐れ縁の元武士の巡査とそれらを解決していくといった感じの内容である。 

「西洋菓子」というのはひとつのアクセントであり、メインの要素で無いように感じる。 

また、私は基本的に誰かに感情移入して物語を読むタイプであり、そういう意味ではあまり誰にも感情移入できず、ページ数は少ないのに読むのにかなり時間がかかった。 
それに全５章で構成されているのであるがそれらのつながりがうまく言っていないと感じる。 
（小弥太がどうなったのかが書かれていないのが一番不満） 

初めて読んだ畠中作品であったがやはり私は時代物はちょっと苦手である。 
江戸幕府が終止符を打ち明治維新となった時代がお話の舞台。孤児で西洋菓子店を開いている真次郎。そして、かつての幕臣で現在は明治政府の元で警察隊に勤めている仲間達「若様組」。彼らが出くわす厄介な出来事が次々と生じて…！？＊畠山さんらしい、ほんわか作品に仕上がっています。表題作を始めとする短編５話から成り立っています。＊時代背景が物語にマッチしていてうまく構成されていると思います。＊幾多の出来事を解決して行くのも楽しかったけれどもおきゃんで逞しい沙羅さんを巡る恋の行方が、一番の楽しみかも！？ シリーズもので味を占めた作家が新たなキャラクターを創造したくて、新たなシリーズを作り上げようとするのは昔から良くある事だが、今回は完全にスベってしまった。

 「しゃばけ」シリーズはそこそこ成功、というどころか大いに成功しているのだから、読者としては畠中の次の作品ということで、大いに期待していたはず。
 しかし、完全に期待はずれに終わってしまった。

 明治23年、アイスクリン、チョコレート、ワッフル等々の西洋菓子の試作に取り組む若き「ミナ」と取り巻きの長瀬を中心とする巡査の面々、タイトルとは場違いにお菓子つくりはさておき、結局は探偵ごっこに終始する全５作。

 マドンナ役の小泉沙羅、「沙羅」というネーミングも明治23年という時代には似つかわしくなく、21世紀の平成ものみたいで、興醒めである。

 ジャケ買いは当たりも結構多いが、外れると悔いが残る。
 初めは表紙が可愛らしくて手にとったのですが、なにより明治時代と西洋菓子、なんてテーマに惹かれました。
しゃばけシリーズと同じく、主人公とその仲間たちが次々と舞い込む厄介事を解決していく、といったストーリー。最後まで楽しんで読めました。やっぱりそれぞれのキャラクターに魅力があると思います。犯人の動機やオチなど色々腑に落ちない部分もあったのですが、まあ深く考えなければ良いかなということで（笑）
時代小説というよりは、他の方も書いているようにマンガを読むような感じです。むしろマンガになったら面白いんじゃないかと。なんというか、シリーズで続けていけばもっと面白くなっていきそうな雰囲気です。
個人的には好きなので、続いてくれればいいなと思います。
畠中さんの新作は江戸の時代の終焉から20数年たった明治を舞台にしています。
いまだに江戸を引きずりながら
新しい明治の時代を歩もうとする人たちの中で
新しいモノつくりに精を出すミナこと皆川。
その新しいモノとは居留地暮らしで培った料理の腕を生かした西洋菓子店。

そのミナを中心に
ミナを取り巻く人々との
ある意味青春群像。
そして日常のちょっとした謎。

タイトルに西洋菓子の名前が付いているにもかかわらず
それにちなんだ話題というわけではなく
添え物程度の扱いだったのが残念。
せっかくの設定が活かされて内容に感じた。

また明治を舞台にしている割には
その明治らしさも多少欠けているような。
リアリティーに欠けるという感じだが
読み物自体はあっさりしていて
肩が凝るようなものでもなく、
割とすんなり読める。
だからこそ何だかもったいない気がする。

いくつかのお話では、じゃ、その結末は？的な話もあり、
結末までしっかり書きこんでもらえるとよかったなぁ〜。

表紙の雰囲気はすごくいい感じです。
それにちょっと負けているかな、と感じられたのが残念でした。

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<title>皇帝ナポレオン〈下〉 (角川文庫)</title>
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<title>皇帝ナポレオン〈上〉 (角川文庫)</title>
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<title>暖鳥＆lt;見届け人秋月伊織事件帖＆gt; (講談社文庫)</title>
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<title>辻斬り―知らぬが半兵衛手控帖 (双葉文庫)</title>
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<title>義民が駆ける</title>
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<description>中村彰彦の川越藩士側からみた三方国がえ(北風の軍師たち)に対し 本書は荘内藩の百姓側からとらえた三方国がえである。どちらもかかわりのある徳川家斉!家老の水野!百姓を裁いた矢部、もう一人の奉行はあの有...</description>
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中村彰彦の川越藩士側からみた三方国がえ(北風の軍師たち)に対し 本書は荘内藩の百姓側からとらえた三方国がえである。どちらもかかわりのある徳川家斉!家老の水野!百姓を裁いた矢部、もう一人の奉行はあの有名な遠山の金さん!それなのに…裁きは初めて百姓側の訴えが聞き入れられ幕命がくつがえされる。こんな事があったのである。「…でがんす」「…さけ」と(山形生まれではないが)なじんできた方言での百姓の言葉を中心に涙で目頭を熱くしながら読んだ。ちなみに、「義民」とは、
＝義のため、一身を投げ出して尽くす人。特に江戸時代、百姓一揆の指導者として処罰され、民衆に敬慕された人をいう。義人。

難しい・・、
超難解。

早い話が、山形で藩主国替えの指示が出だが、
農民が、「オラの殿様を他所に行がせねーために、百姓一揆おごして差し止るだ↑」
と、言う内容だ。が、
今まで読んだ数ある藤沢周平ものの中で一番難しい↑。

この本を発見しだ際、文庫にしては厚がっだで「かなり浸れるがな？」と思い購入。
最初の導入部分がら難しがったが、
「長編だがらそのうぢ理解でぎるがな？↑」と読み進めでいるうぢに、何時の間にやら後半になっでいた↑。

一言
「づがれだ、参った！」

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<title>大江戸怪談草紙 井戸端婢子 (竹書房文庫)</title>
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<description>江戸時代の怪談噺を蒐集し、
再構成した作品です。
それぞれのストーリーは、
怨恨、殺人、祟り、動物もの、など多彩です。

平山作品は基本的には都市伝説ですから、
本作は異色です。
ところが面白い。
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<![CDATA[
江戸時代の怪談噺を蒐集し、
再構成した作品です。
それぞれのストーリーは、
怨恨、殺人、祟り、動物もの、など多彩です。

平山作品は基本的には都市伝説ですから、
本作は異色です。
ところが面白い。
江戸時代の暮らしへの郷愁が掻き立てられ、
現代でも変わらぬ人の愚かさ、愛憎が語られます。

特に印象に残った作品をいくつか。
女祈祷師に祟られる男を描いた「肉豆腐」。
そのエンディングは秀逸です。その後の展開を考えると怖い！
狂気と祟りを描いた「人独楽」は、Sキングのホラーと通ずる、奇想天外な結末に至ります。
「小塚原」では、よく似た噺が稲川淳二の怪談にありますが、
こちらの方が思い切り陰鬱です。刑場の描写もすごい。
その他「忌み草履」、「心魚」がお勧め。
どちらも映像化してみたいような、本格的な怪談です。実話怪談の語り手である平山夢明でなく、小説家・平山夢明のファンには嬉しい作品集。
いつもの過剰なグロテスクと人間の悪意は控えめ、江戸の情感あふれる道具立てと、オチに収束する構造が秀逸。
露骨な残虐描写がないから気を抜いていると、いきなり背中に冷や水を浴びせられた気分にもさせられるので、油断ができない。
叶うなら、もっとこういう傾向のものを書いてほしいと思う。時代小説らしさも平山らしさも保っていて満足。
横メルカトルでアレルギーを起こした人間でも、この作品なら楽しめるはずだ。
平山入門として勧められる。ウィッシュリストに入れておいたものの、なかなか食指が動きませんでした。
と、いうのも、やはり作者のジャンルが既に定着しつつあるからだったと思います。
一体どういう本になってのだろう、とあまり期待せずに購入しました。
ところが、良い意味で裏切られました。うまい。
読めば、従来のシリーズよりもこの本のような作品の方が好きだという方も
きっと多いでしょう。
東京伝説シリーズに飽きてきた（慣れてきた？）人、息抜きにおすすめです。
 正直、読む前はできは半信半疑だった。しかし平山の本ということで買ったのだが、いい。どの話も大変面白かった。平山は実話系の異色ホラーの印象が強いが、時代物の正統派を描かせても非常にうまいとわかって、あらためて平山の凄さを思い知った。
 これまでのひたすら人間の狂気に焦点を当てた平山作品と違って、人間の情念が中心となっているのも、平山にとって新境地を開いたようで、とても良いと思う。胸をかきむしられるような切なく悲しい話が多い。「東京伝説」にびびった人もそうでない人どちらにもお奨め。
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<title>箱館戦争―北の大地に散ったサムライたち</title>
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<title>月待塔</title>
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<title>北前船の事件 はやぶさ新八御用旅 (はぶさ新八御用旅)</title>
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前作でもそうでしたが、ここでこの設定は無茶だろうと思う点が多々あります。
それでも最後まで読ませるのはさすがです。
でも、もうちょっと...</description>
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平岩先生だから読ませますが、筋立てが無理に無理を重ねています。
前作でもそうでしたが、ここでこの設定は無茶だろうと思う点が多々あります。
それでも最後まで読ませるのはさすがです。
でも、もうちょっと読めなくなってきています。
新八に旅をさせなくてもよいと思うのですけれどねぇ。
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<title>影流!野獣狩り (幻九郎死留帳)</title>
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<title>ファンタズム (講談社文庫)</title>
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 西澤氏のやっつけ仕事のひとつ。連続殺人を犯す異常心理を描くのが主眼。そこに超能力（？）が関わってくるのだが、結局は事件が解決されずに終わってし...</description>
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 2002年に講談社ノベルスとして出たものの文庫化。
 西澤氏のやっつけ仕事のひとつ。連続殺人を犯す異常心理を描くのが主眼。そこに超能力（？）が関わってくるのだが、結局は事件が解決されずに終わってしまう。読者は置いてけぼりにされ、なすすべもなく立ち尽くすしかない。
 まあ、ある種の味わいはあるし、動機という面では面白味もあるかも知れない。しかし、ちょっと許せない一冊だった。
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<title>新装版 雪明かり (講談社文庫)</title>
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<description>四十を超えて初めて読んだ時代劇小説です。
暇つぶしに手に取った文庫でした。
しぶい。とてつもなく、しぶい。
チャンドラーやエルロイや北方(現代もの)とも違う、人間の襞の描き方。
心に染み入る文章とは...</description>
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<![CDATA[
四十を超えて初めて読んだ時代劇小説です。
暇つぶしに手に取った文庫でした。
しぶい。とてつもなく、しぶい。
チャンドラーやエルロイや北方(現代もの)とも違う、人間の襞の描き方。
心に染み入る文章とはこのような文章なのでしょう。
日本のハードボイルドとは、時代劇にあったのですね。
「穴熊」は、まさに絶品でした。
潔癖、完全は、時に、絶望的な自己満足になってしまうということが、
悲しくもあり、高貴にも感じました。
藤沢周平を読まなかったことを悔やみ、読んだ偶然に感謝します。
どの短編も傑作ぞろいでひとつとしてはずれは、ない（当然だが）。
その中でも
「入墨」・「潮田伝五郎置文」・「穴熊」の3篇の切なさを味わって欲しい。
この3篇は主だった登場人物それぞれが、他人を思いやることで切なさを訴えてくる。
「切ない」・・・よく聞くし、使う言葉であるが、
この3篇で本当の「切なさ」ということを知ったように思う。
主人公だけでなく、さまざまな登場人物の気持ちになって
これら短編を味わいつくして欲しい。
何度も読まないと、そのよさすべてが、わからないだろう。


藤沢周平って、やっぱり多感な高校生の頃に読むといいと思うなぁ。
ものすごく深い人間になりそうだ。

藤沢作品が今日の私たちの心を打つのは、パソコンや携帯電話やテレビ、電気・ガス・水道などモノにあふれた生活を享受する一方で、心がさみしいからではないだろうか？この作品に登場する人物はみな、貧しいながらも懸命に生きたり、博打打ながらもなんとかそこからの脱出を図ったりと、一日を一生懸命生きている人物が描かれている。
現在の日々の生活にちょっとした疑問を感じている方には、まさに読むべき一冊だと思う。
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<item rdf:about="http://bb-book006.electro-search.com/detail/14/4101461236.html">
<title>ねこのばば (新潮文庫)</title>
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<description>ここまで読んでる方に余計なレビューは必要ないでしょう。
この作品の中ではやはり佐助の過去（千年も生きてる妖だけに一部ですが）が明かされ、若だんなを失いたく
ない必死さが伝わり、ホロリとさせられます。...</description>
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ここまで読んでる方に余計なレビューは必要ないでしょう。
この作品の中ではやはり佐助の過去（千年も生きてる妖だけに一部ですが）が明かされ、若だんなを失いたく
ない必死さが伝わり、ホロリとさせられます。僕は注意して読んでなかったので、最後までハラハラドキドキ
でこのシリーズが終わってしまうのか・・・と勘違いしてしまったほどでした。
また、今回は今までよりもちょっとミステリーっぽさが強くなっており、若だんなが名探偵のように思えてき
ます。こんなに安心して読める、ほのぼのミステリーって他にないですね。しゃばけシリーズ第3弾。相変わらず一太郎の周りで起きる様々な事件を妖（あやかし）の手を借りながら解決していく。
ちなみに、一太郎の問題解決手法は、コンサルなどでも使われる。
・FACT（事実）を列挙する。
・仮説を立てて、それが矛盾が無いかを他のFACTを元に検証する。

現世に生まれていたら、良いコンサルタントになれたかもしれませんね。「しゃばけ」シリーズ第三作。初作に比べ精神的に逞しくなった若旦那と"妖"達の楽しい掛け合いを通して、人生の機微を木目細やかに描いた快作。短編ミステリ集の趣きが色濃くなった。

「茶巾たまご」は海苔屋の娘の殺人事件を、料理書「卵百珍」、栄吉が用いる分量書からの巧みな連鎖で解決する展開が秀逸。若旦那が拾って来た金次なる男の正体は、読者にとって自明だが、ご愛嬌か。「花かんざし」は可愛い迷子を発端にした悲劇だが、結末が安易に過ぎる。"人は外見よりも内面"と言うサブ・テーマが良いだけに、一捻り欲しかった。タイトル作「ねこのばば」は若旦那の遊び道具"桃色の雲"の紛失、猫又になりかかった古猫の幽閉、広徳寺での僧侶殺人事件を巧みな構成で一点に収斂させた秀作。"覆水盆に帰らず"の教訓も舞台に相応しい。「産土」は犬神こと佐助の生い立ちから始まる問わず語り。「産土の犬神」とは"その土地で産まれた人間を死ぬまで見守り、守護する神"の意味なので、若旦那の守り役としては"うってつけ"。話は木偶との悪夢のような闘いだが、落とし所が上手い。「たまやたまや」はお春の婚礼を背景に、窮地に陥った若旦那が幼い日の思い出を甦らせると言うメルヘンティックな物語。

若旦那と"妖"達もすっかり御馴染みとなって安心して楽しめるシリーズとなった。ミステリ的技巧が段々巧みになっている気がする。これからも先が楽しみなシリーズ。一番印象に残っている巻ですね。
現代をうつすかのような、そんな感じです。
楽しいだけじゃなく、人とは悲しく、さびしく、愛しいものであるのだなあと思います。
 「しゃばけ」シリーズの第３弾。今回も前作に続き短編集です。

 本作は前作に比べ，趣向の異なる点が見られます。

 第一に，本格的ミステリーとよべる作品が収録されていることです（『ねこのばば』『たまやたまや』）。
 第二に，「あやかし」のまさに‘妖しさ’を中心に据えた作品が登場したことです（『産土』）。個人的には，このようなテイストの作品は大好きなのですが，従来の「しゃばけ」シリーズの中ではむしろ異彩を放っているといえましょう。といっても，最後は，きちんと‘一太郎たちの日常’に戻ってくるように設定されています。
 第三に，人の暗部に焦点を当てた重いテーマを扱っていることです（『花かんざし』『ねこのばば』）。
 第四に，江戸の風物がかなり描写され出したことです。もちろん，これらの風物に通じていなくても作品は楽しめますし，畠中さんも文中でさりげなく説明をしてくれています。しかし，知っているほうがよりイマジネーションが広がることも確かです。

 本作は，‘居場所探し’というテーマが濃厚に表れている印象を受けます。もっとも，シリーズの最初から主人公「一太郎」の‘居場所探し’は続いているのかもしれませんが…。

 型にはまりきってしまうことなく作品を物する畠中さんに，今後も期待します。

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<item rdf:about="http://bb-book006.electro-search.com/detail/15/405900443X.html">
<title>菊一輪―はみだし与力無頼帖 (学研M文庫)</title>
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<title>陰陽の城―吉宗影御用 (ベスト時代文庫)</title>
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<title>真之介風流剣―はぐれ隠密始末帖 (コスミック・時代文庫)</title>
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<title>藤沢周平未刊行初期短篇</title>
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<description>藤沢の作品に出会ってから私は幸せだった。
私の信頼している友たちも全員藤沢のファンであった。

藤沢が死んだとき私たちは愕然とした。
その藤沢が初期の短篇を残してくれていたこと。
うれしかった。
作...</description>
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藤沢の作品に出会ってから私は幸せだった。
私の信頼している友たちも全員藤沢のファンであった。

藤沢が死んだとき私たちは愕然とした。
その藤沢が初期の短篇を残してくれていたこと。
うれしかった。
作家が誕生するとき かように 立ち上がっていくのかを知った。
最初の作品 これは何だ！
次も 同じ思い。

しかし『木地師宗吉』には 前作と全く異なる飛躍があっ。
突然か じっとためていたものが一気に花を咲かせたのか。
『木地師宗吉』は、私にとって驚くべき作品。
素人のおもちゃ作品から、一挙に玄人の作品に跳んでいたのだ。
以後の作品は その後の藤沢の作品へ跳んでいく連作を見せられたようだ。
作者は跳んでいくのだ。驚くべき時期があるのだ。
それを知った。うれしかった。
それにしても、時代状況、そして 女性をいつも生々しく描写する力。
このような天才作家はもう出てこないのだろう・・・藤沢周平の作家でビュー以前の作品集。 

往年の藤沢周平の短編のすばらしいところをあげるとしたら 

・導入で読者を引き込むの風俗、景色の描写、端的な背景説明 
・意外性はあるが無理がないストーリー 
・剣技の細に渡る描写と躍動感 
・エンディングで、強く深い残る余韻 

になるだろう。 

これら一つ一つに、稚拙さ、物足りなさを感じる。 

しかし紛れもなく、これは藤沢周平の作品だと分かるものばかりである。 


題材も、切支丹物、忍者物、エジプトの王の物語と、デビュー後には無い、もしくは少ないテーマであり、試行錯誤の後が見られる。 

故藤沢周平を愛する読者には是非手にとって頂きたい。腐っても鯛じゃあありませんが、初期と言えど藤沢周平、未刊行といえど藤沢周平、と言ったところでしょうか。
確かに所々拙さが見え隠れしますが「らしさ」は彼の作品そのものです。
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<title>冥土へのいのち花―死込人 一蝶 (学研M文庫)</title>
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<title>王妃マリー・アントワネット―青春の光と影</title>
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<description> ウィーン時代から首飾り事件以前、革命の足音もまだ遠い時期のマリー･アントワネットの青春時代のお話です。本文中「人を指に巻く子」と評された彼女の世渡り術(?)がルイ15世を相手に繰り広げられ、なかな...</description>
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 ウィーン時代から首飾り事件以前、革命の足音もまだ遠い時期のマリー･アントワネットの青春時代のお話です。本文中「人を指に巻く子」と評された彼女の世渡り術(?)がルイ15世を相手に繰り広げられ、なかなか面白かったりします。三人の叔母様方についても実にリアルな感じで「こういう人いるいる」みたいな。
 よく知られている出来事に沿って、それに脚色したとても楽しんで読める本でした。読後の感想としては、ただただ夫であるルイ16世がとてもかわいそうでたまらなかったです。このお話は革命前で終わっていますが、つづきも読んでみたいと思いました。
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